今回は19年度入試が終了しましたので、
今年度の「涙」についてお話しします。
「涙について」とはいきなりなんだ?と
思われるかもしれません。
中学受験においては親も子供も真剣だからこそ、
紆余曲折の先に涙があると思うのです。
今年のある受験生の親子の話です。
合格発表を親子で見た帰り、お父様が「先生に明日からもがんばると報告に行くぞ」
と本人に伝え、塾に来校しました。本人に合否結果は伝えず。
「明日からも頑張る」これを、今日が不合格だった(明日以降の入試も頑張る)
と感じた当の本人は、消沈した面持ちで塾に来ました。
お父様から開口一番「合格しました」
本人はその場で号泣、嗚咽ともいえる涙を流しました。
父曰く「(合格したけど、)明日からも勉強頑張るの意味」とのこと
少しいたずらが過ぎたかと反省されていました。
この瞬間こそ、受験の最大の喜びであり、感動の瞬間でもあります。
また、あるご家庭では
「合格しました!!」電話をお母様からいただき
一言言っただけで、電話越しに号泣、
こちらももらい泣きしてしましました。
中学受験というのは 、塾、保護者、生徒三者が同じベクトルを向き
三者が真剣に取り組んでいくものです。
他にこのような受験がありましょうか。
(小学校受験なら親の比重が上がりますし、高校受験なら本人の比重が上がります)
受験は単なるつめこみ学習というイメージを持たれますが、
それは使い方を誤っているからです。
正しい中学受験の仕方、勉強の仕方を学べば、生徒にとっても、保護者にとっても
そして講師にとっても人生の感動の1ページになってくれる、
それが中学受験なのです。
私自身も中学受験を経験し、今もそう感じています。
今回は受験終了したばかりで感極まり、長くなりました。
感動の中学受験を味わいたい方、
ぜひ四谷大塚NETふじみ野校までお越しくださいね。