四谷戸田校 井口講師コラム23 2019年度中学入試を終えて…

四谷戸田校 井口講師コラム23 2019年度中学入試を終えて…

井口講師のコラム

少しずつ春が近づいている予感がある今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
2019年度の中学入試が終了しました。大学入試改革がこれからも中学入試に大きく影響していくのかな?と強く思わせられる入試だった印象を受けました。
さて、先日2月23日(土)に、入試報告会を実施しました。その時に今年度の卒業生に来ていただき、入試までの道のりや苦労した経験談など、多くのお話をしていただきました。四谷大塚NET戸田校では、毎年この入試報告会で、在校生の保護者や在校生に向けたお話を”卒業生の生の声”として聴いていただく機会を設けております。たくさんの人たちの前で本当に自分の声を述べてくれる姿を見て、中学入試を通じて勉強面だけでなく、1人の人間として、成長したなぁ…と毎回感動させられます。
報告会では最後に『質問コーナー』の時間を設け、大人の方、子供たちからの質問をその場で答えてもらっていますが、今回のコラムではその時のことでいくつか書きたいと思います。

  • 他に習い事などはやっていたか?いつまで続けたか?の質問
  • 習い事をやることは受験に関係なく、良いことだと思います。ただし、受験勉強と”本当の意味で”両立できるかがポイントになると思います。大切なのは”心の両立ができるか”です。結局、勉強以外のこと(習い事)が楽しすぎて、勉強に身が入っていなければ両立にはなりませんよね。そこは、お家の方が見極める必要があります。

  • 1日に何時間勉強したか?の質問
  • よくある質問です。ただ、この答えには「ちゃんと」がついていないと答えをなしていなくなります。〇時間と答えるのは簡単ですが、ただボーっとするのも入っている、では無意味な時間の過ごし方になります。しっかりと「計画を立て」て、「時間配分を間違えず」に「直しまでしっかり」とやれてこそ、本当の意味での有意義な時間の使い方と言えます。
    今日は何時間やった?という質問はすべきではありません。『今日は1日どう過ごしたの?』が正解になる質問の仕方です。
    また今年1年、来年に向けた新しい入試の戦いが始まります。中学受験は本人の努力はもちろんですが、けっして本人1人の力ではよい結果は生まれません。今までにもご家庭の協力をお願いしてきましたが、本来家族全員で戦っていくものが中学受験だと思います。我々ができることは限られますが、ご本人の絶え間ない努力と、ご家庭からのお悩みには全力でお応えしていきます。また今年1年間、1人1人に寄り添っていきたいと思います。

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