このコーナーでは、日常におこった、ちょっと「いい話」をご紹介しています。
ご自身の反抗期に関して覚えていらっしゃいますか?本日私は反抗期を迎えた男子生徒、Tくんに関してお話したいと思います。
小学生のころから内弁慶で、小5で体験に来たとき走って逃げてしまったということを私がサイエイ・インターナショナル桶川校に配属した際に聞きました。
中学生ではサイエイスクール桶川西口校にも通っていましたが、高見沢先生に「あの子を更生させられたら本物だ」と言われるほどすべてに反抗する生徒で、結果サイエイスクールは退塾することになってしまいました。
サイエイ・インターナショナルを無断欠席した週が続いたのでご家庭にお電話をしたところ「授業を受けていると思っていた」とのこと。サイエイ・インターナショナル付近には実際に来るのですが、授業を受けずに時間をつぶしていることが明らかになったのです。
それからは無断欠席の度に、当校付近のコンビニやスーパーまで探しに行き、見つけては「T、あんたここで何やってんのよ、行くよ」と連れ戻すほか、「私たちはTのことを待っているんだよ!」と伝え続けました。
それに加え、時間通りに来られたら「待っていたよ!!Hello!!」と笑顔であいさつしながら出迎え、授業で少しでもいい部分が見えたらすかさず「Good job!!」と褒めました。
その結果、一度も退会せずに現在高校3年生で、夢はサービスの頂点とも言われるホテルマンになることだと宣言してくれています。
この経験を通して思ったことは、「人の温かさ」を受けて育つと人はそれを同じように誰かにしてあげたくなる、ということです。サイエイはつくづく「人を育てる場所」であることを実感し、それを何より誇りに思いました。