いよいよ中学入試がスタートしました。
この時期は、受験生への声のかけ方に慎重になってもらいたいと思います。
小学生で人生を左右する「受験」という経験は、非常に苛酷であり、だからこそ成長ができる一大イベントです。
声のかけ方一つで、生徒のモチベーションは様々に変化します。声のかけ方を間違えれば、悪い方へ変化することもあるのです。
声のかけ方は、環境や性格によって変わります。ただ、大事なのは、相手のことを考えて声がかけられるかどうかです。
親はこの点に関しては子どもへの愛情を持って接していますから、心配はありません。たとえ、その場でマイナスに働いたとしても、いずれ、その言葉が自身への思いから来たものだと知るのです。
ですので、「周囲に受験生がいる」「友人が受験をする」という場合、絶対にお願いしたいのが、「途中で合否結果を聞かないこと」です。これは、自分の興味本位からくる場合がほとんどであり、結果は、相手から言うまでは、聞かないのがマナーです。(家族・親戚以外の場合)
受験生同士でも同様です。子ども同士ですと、「私も言うから…」と言わされてしまうケースがあります。(この場合、「私も言うから…」は合格している子が使う)
最後までモチベーションを保って受験をするためには、周囲の協力は必要不可欠です。
最近はスマホ、SNSの類もありますから、塾だけでなく、ご家庭での管理もお願いいたします。