
みなさんお久しぶりです。2025年初登場の井口です。
2025年度中学受験入試も終わりました。合格を勝ち取った皆さん、そしてご家族の皆さん、本当におめでとうございます。合格を勝ち取ることが本当に大変だという事、そしてとてもホッとすること、を経験された方が多かったと思います。
そしてあと1カ月もすれば、新中学1年生として、また新たなステージが始まります。今のうちに疲れた身体と心をリフレッシュしておきましょう。旅行に出かけますか?本をたくさん読みます?でも、ゲームのやりすぎはお勧めしません。
さて、今年度の入試でもいろいろな出来事がありました。これからのコラムでは、「入試に向けてのエピソード」と「その後のストーリー」を具体的にお伝えしていければと思っております。
では早速。先日3月2日に、四谷大塚NET戸田校では、入試報告会を行いました。今年度の卒業生に登壇いただき、直接本人の考えを本人の言葉で伝えてくれました。
また、その場で「卒業生に聞きたいことがある人いますか?」という投げかけに、本当にたくさんの質問をいただきましたが、一つひとつにしっかりと答えてくれました。その中でのQ・Aです。
①Q「志望校はどうやって決めましたか?」
A「(説明会や文化祭など)たくさん見に行きました。雰囲気もそうですが、そのときに接してくれた在校生の印象がとても良かったので決めました。」
・中学校は絶対に生徒さん本人も見に行ってください。その学校で何をしたいか、その学校に通いたいと思う何かがお子さんにあるか、はとても大切だと思います。保護者面談でもよく言っていただくのが、「通うのは本人ですから。」です。
②Q「気分が乗らなかったり、落ち込んだときにどうやって乗り越えましたか?」
A「本を読んだりして気分転換をしました。」
A「時間が解決してくれました。」
・ここを自力で乗り越えることは、小学生にはなかなか困難だと思います。ここでは先生や大人のサポートが必要だ、と改めて感じさせてもらいました。
③Q「お父さん・お母さんに伝えたいことはありますか」
A「ここまで自分のために時間やお金を使ってくれてありがとうございます。両親のサポートがなければ、今自分はここにいなかった(登壇していなかった)と思います。」
・これが言えることがすごい!と思うのですが、最後にもう一言
「両親を大切にしてください!」
この言葉が出たときに、特に保護者の方から歓声と拍手がありました。心の中で、素晴らしい!よくぞ言ってくれた!と思った方も多くいらっしゃったと思います。
中学受験は、『本人の向いている方向に、ご家族も同じ方向へ進むこと』も本当に大切なんだと思いました。
これから中学受験をお考えのみなさん、その保護者さん、まずは学校を見に行きましょう。そしてお家で感想を言い合い、そこへどう向かっていくかを一緒に話していきましょう。生徒さんは勉強もたくさん行わなければなりませんが、困ったときは悩み過ぎず、大人の人を頼りましょう。
今回はここまで。また次回、いろいろ回想したいと思います。