みなさんこんにちは、井口です。
いよいよ2020年の年末を迎えました。年明け1/10(日)より、埼玉県内の中学入試が開始されます。緊張感が少しずつ増してきました。
緊張の仕方にはいろいろありますね。私自身も年によって緊張の波が違いますが、一番大切なことは『1月10日に緊張のピークを迎えないようにすること』だと思います。
大人の緊張って子どもにすぐ伝わりませんか?この時期、まず緊張されるのはお母さん、お父さんです。いよいよ願書を出す時期になり、「写真はどうする?」「志望理由はどうやって?」などと準備していくうちに、この先のことを想像すると……というお話になるのをよく見聞きします。でもこのような不安が出てくるというのは、経験値のある大人だからではないでしょうか。これから経験するお子さんに緊張するな、というのは無理な話ですよね。
これから先のことへの不安、今の心配など、いろいろなところに気を配るからこそ緊張はしてしまうものです。「どうしたらいいですか?」という質問を頂いたら、「お子さんに緊張が伝わらないようにだけ頑張ってください」とお答えします。
先に緊張するのも大人なら、それを心に秘めておくことができるのもまた大人です。お子さんは今まで一生懸命に頑張ってきました。まさに今緊張されている方、お子さんの今までの頑張りを信じてあげましょう!そして、緊張との戦いに勝ちましょう。勝つ方法は人それぞれだと思いますが、お子さんと他愛もないお話しをされるのが一番だと個人的には思います。緊張を乗り越えた先に、必ず明るい未来が見えてきます。
残りわずかとなりましたが、まだまだやるべきこと、やっておいた方が良いことはあるはずです。一生に一度の悔いのない入試が迎えられることを心から願っております。