恒例の入試報告会(2022年3月12日実施)では志望校に合格した5名の生徒たちに登壇してもらい、後輩の新中3生と保護者様にむけて貴重なアドバイスを体験談を交えて話していただきました。その中で、有益なお話の一部を皆さんにご紹介します。
登壇者 以下5名
- 浦和高校 合格Iさん
- 大宮高校 合格Yさん
- 浦和第一女子高校 合格Hさん
- 立教新座高校 合格Kさん
- 蕨高校 合格Oさん
Q1.中3になるまでに準備しておきたいことは?
①自分が行きたい高校を決めて、どのくらい成績を上げる必要があるのかを考えておくが大事です。また、受験では中3の内申の比重が大きいので、真面目に授業を受けるようにしました。Oさん
②1.2年生の復習が大事。特に理科・社会をやっておくと北辰で得点しやすい。Iさん
③時間は皆さんが思っているよりもはるかに足りないので、今できることを後回しにしないこと。生活リズムを整える(早く寝てご飯をしっかり食べる)ことが大事です。Hさん
④休憩時間や娯楽の時間を確保することも大事です。ゲームの時間は欠かせなかったので、時間を決めてゲームをしました。Kさん
⑤なんでもいいから勉強する習慣をつけることが大事です。あとで巻き返すケースもありますが、スタートダッシュで差をつけた方が精神的に楽です。Yさん
Q2.志望校はどのように決めましたか?
①最初はイメージだけで選んでいましたが、実際に足を運んでみると、校風の「三兎を追え」が自分にすごく合っており、絶対に入りたいと思うようになりました。Iさん
②最初は共学がよいと思っていましたが、先生や先輩方の話を聞いて、女子高が自分に合っていると感じるようになりました。学校説明会で、通う自分が想像できる学校にしました。Hさん
③親と塾の先生の勧めもありましたが、付属高校だと、自分の時間が増え、新しいことに挑戦できたり、より深い知識を身に付けるすることができると思ったので決めました。Kさん
④最初は自分の学力に合った高校を志望していましたが、夏ごろから成績が上がったので、ワンランク上の蕨高校に決めました。実際に足を運んで、校風や目標が自分に合うと思い、志望しました。Oさん
Q3.入試直前や直後はどんな気持ちでしたか?
①公立入試では、倍率が1.48倍という高倍率だったので、やはり不安になりました。ですが、入試当日は「絶対受かる!今まで頑張ってきたんだから大丈夫!」と思いながら前向きな気持ちで受けました。入試の1週間前は1年間使ってきた社会のテキストを2回繰り返し、過去問題のできなかった問題の解説を読み直してノートにまとめました。Oさん
②最初に受けた私立入試が一番緊張しました。私立高校は独特な問題の出し方をするので、過去問題を解いて慣れることが大切です。数学は小問(最初の計算や基本的な単元問題など)で点数を落とさないようにしました。都内の国立高校も受験しましたが、残念ながら不合格でした。なので、浦和一女を受ける際も 不安で仕方ありませんでした。そんな中でも、周りの友達の焦りに流されないよう自分のペースで苦手ポイントを繰り返しチェックしました。Hさん
③ 私立入試は個別相談を行っていたので、普通に受けることができましたが、公立入試は不安すぎてずっと「落ちたらどうしよう…」「親が悲しむかな…」とか考え、もっと勉強しておけばよかったと後悔しました。今まで納得いくまで勉強しきれなかった自分に対し、自己嫌悪を感じてしまいました。また、公立入試直後は、思ったように点数が取れなくてかなり落ち込みました。Yさん
Q4.後輩へのメッセージ
①目標を成し遂げようと努力すれば、結果を出すことができます。ですが、その目標に対して全力で取り組めなければただの願望になってしまいます。やるからには全力で取り組んでください!友達との関係を大切にして、お互いに支えあい、目標を達成してください。Kさん
※教室長からのコメント…K君は、中2までは志望校がはっきり決まっていなかったように思いますが、中3になって立教新座を目指すようになり、通知表9科41を達成するために全力で頑張りました。3年の定期テストでも過去最高得点、最高順位を出し、まさに有言実行を果たしました。また、自分に必要な勉強は何で、どうやるのが効率的かを常に考えて勉強していました。
②私は今回の高校受験、蕨高校合格を通して、改めて「努力に勝るものはない」と実感しました。秋に成績が伸び悩んで親とも進路のことでケンカをしたこともありました。ですが、努力を続けることで冬に成績が上がり、合格を果たすことができました。皆さんもこれからも頑張っても成績が伸びなかったり、不安になったりすることもあると思いますが、最後まで頑張って勉強を続けてください!Oさん
※教室長からのコメント…Oさんは、一番自習室で勉強し、一番課題を多くこなし、一番たくさん字を書いた生徒さんです。コメントでも言っているように、決して順風満帆な受験ではありませんでした。しかし、最後まで自分を信じ、努力を続け、結果を出してくれました。この経験は今後の人生においても大きな糧となるでしょう。
③今回の高校受験を通して、私は親と先生と友達のありがたさを改めて感じることできました。親は塾に通わせてくれて、私が弱音を吐いたときもちゃんと聞いてくれました。私が大宮高校に合格できたのはサイエイの先生方が志望校を変えることを促してくれたからなので、お礼を言いたいです。友達には本当に励ましてもらって「絶対合格できるよ!」とか言ってくれたり、自己採点が悪く、落ち込んでいた時に声をかけてくれたりしてくれて、本当にたくさんの人に応援されてるなっていうのを感じました。そのためこれから受験生になる皆さんにはもちろん自分の将来のために頑張ってほしいですが、周りの人に恩返しするためにも頑張って合格してほしいです。つらいこともあるけど、一人じゃないからあきらめないで頑張って!Yさん
※教室長からのコメント…Yさんは、いつもニコニコしていて、ふんわりしたイメージの生徒さんでしたが、負けず嫌いの面もあり、塾のテストでは常にライバルを意識して成績上位で掲示されることを念頭に頑張っていました。誰とでも分け隔てなく接し、授業が終わっても「はやく帰りなさい」と言われるまで、ずっと友達と話をしていたように思います。高校でも周りの人たちを大事にして自分をさらに磨いていって欲しいです。
以上、登壇者インタビューから一部抜粋してお届けいたしました。
次回は続編として、苦手科目の勉強方法や定期テスト必勝法についてご紹介します。
お楽しみに!
第2弾の内容…
Q1.勉強はいつごろから始めたらいいですか?
Q2.国・数・英・理・社それぞれのおススメの勉強法は?
Q3.おススメしない勉強法は?…などなど
第3弾の内容…
Q1.効果的な夏休みの過ごし方は?
Q2.会場テストにむけて効果的な勉強法は?
Q3.苦手科目をどうやって克服しましたか?…などなど
より詳しく知りたい方は
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