第17回 暑い・熱い “直し”の極意
暑い、暑い、暑い・・・たくさん言えば少しはマシになるかと思いましたが、むしろ逆効果でした。みなさんお久しぶりです。井口です。今年の夏は本当に何をやるにも無理をし過ぎないよう、心がけていきたいですね。
さて、いよいよ中学受験生にとっても『熱い』夏がやってきました。今日が夏期講習会の初日でしたが「がんばってやろう!」と意欲が出つつある生徒さんも多く、こちらも気合いが入ります。
突然ですが、この夏、私は「直し」をテーマに挙げたいと思います。
たとえば、テストを受けた→〇〇点だった→あーあ。。この流れで止まっている人に、おそらく成績が上がることはないでしょう。ここにはこの流れの中でもっとも大切な、そして一番時間のかかる「直し」がありませんね。直すとは、自分がどこをどう間違えたのかを発見する、さらにもう一度解いてみて自分の力だけで正解につなげるための『確認』のことを言います。この「直し」、本気でやろうとすると時間がかかるものです。だからこそ時間が多くとることができるこの長い夏休みに最適ですし、実はちゃんとした意味ではみんなやっていないものなので、夏に差をつけるためには大チャンスです。
「最近成績が下がってきているな」「もう少しできるようになりたい!」と思っている方にとって、まず必要なものは「直し」です。この直しに全力を注げるかどうかで入試の合否が決まると言っても過言ではないと思っています。
暑い夏はまだ続くようですが、夏休み明けにレベルアップできるように、夏休みの時間を有効に使ってみてはいかがでしょうか?
もう少し涼しくならないかなぁ・・・