四谷戸田校 井口講師コラム10 入試当日、あんなことこんなこと

四谷戸田校 井口講師コラム10 入試当日、あんなことこんなこと

井口講師のコラム

第10回 入試当日、あんなことこんなこと

あけましておめでとうございます!冬期講習中、本コラムの連載はストップしていたため、お久しぶりの更新となります。

そういえば今日は1月11日、1並びの日ですね。だからといって1日の更新遅れは良くありませんでした。できるだけ水曜日の更新、今年も継続していきたい井口です。

1並びと言えば、昔某テレビ局のアナウンサーさんが「今日はワン、ワン、ワンで、「牛の日」です。…失礼しました「犬の日」です」と言ったのを聞いて大笑いした記憶があります。すぐに訂正したとはいえ、間違えた方も焦ったでしょうねぇ。

さて、ニュースにもなったのですが、埼玉県内の私立中学校の入試が1月10日よりスタートしました。文字通りいよいよ、というところなのですが、子供たちは今まで勉強してきたという自信と、合格できるかな…という不安に立ち向かいながら当日を迎えたのではないかと思います。都内の学校の入試がある2月初旬までは我々講師も、保護者の方々も緊張感と戦いながらの日々となりますが、合格を勝ち取れるよう、一緒に頑張っていきたいと思います。

そんな入試スタート直後にお送りします今回のコラムでは、「入試当日にあった本当の話」について、少しお話ししたいと思います。まだまだ人のこと…と思っているうちに、我がことになるかもしれませんよ。

①会場到着までのハプニング!電車を降りたところで保護者とお子さんがはぐれてしまい、再会するまでにかなり時間がかかった

電車を降りた時に今まで経験のないほど大勢の人がいて、びっくりしている間に人の波にのまれてしまったとのこと。再会できてよかったものの、入室はかなりギリギリになってしまったそうです。幸い、到着時間をかなり早めに見積もっていたおかげで、遅刻はせずに済みました。電車を降り、人がまばらになるまでは、多少照れくさくても手をつないでいたほうがいいかもしれませんね。もしくは、もしはぐれたらどこで落ち合う、とあらかじめ決めておくのもいいかもしれません。特にお子様はテスト前は緊張も高まっており、予想外のことにも慌てず騒がず、という精神状態を保つのはちょっと大変かもしれません。まずは会場まで無事に送り届けていただきたいと思います。

②試験が始まってから緊張が増した…手も頭も動かない

入試前日までと当日では人が変わる、なんていうことは良くあります。もちろん緊張感がそうさせているのですが、それと関連して、緊張するあまりそれまで受けていたテストの際には起こらなかった事態に見舞われることも。「はじめ」の合図で問題用紙を開いたものの、頭が真っ白になって数十分、なにも出来なかったと告白してくれた生徒さんがいました。文章を読もうにも頭に全く入ってこず、計算くらいしかマトモに手が動かなかったとのこと。ようやく自分を取り戻した時には残り時間が少なかったので、本当に焦りながら問題を解いたそうです。2科目めからは平常心を取り戻せたので合格できましたが、自分に起きたことに一番驚いたのが自分自身だったと振り返っていました。

この生徒さんに限らず、受験生たちは入試までに何度もテストを受けており、その会場となる場もさまざまであるため、テスト慣れはしているはずなのです。にもかかわらず、こういうことが起きる…やはりそこは「入試当日」という独特の緊張感のある空気が作用するのかもしれません。こうなればもう、「緊張したって仕方ないんだ!」と開き直って会場まで向かって頂きたいですね。実際、緊張はするものですし。

12月に入って以降、たくさんの卒業生が激励に校舎に帰ってきてくれました。みんな、「自分たちも先輩にしてもらったから」といい、自分の体験したことをまさに受験間近な6年生たちに話してくれます。本当にありがたい、四谷大塚NET戸田校の伝統です。大人からだと届きにくい言葉も、年齢の近い生徒さん同士だと、通じるところがあるのでしょうね。どうかあと1か月弱の受験を、元気に乗り切ってほしい、と思いながら、伴走していきます!

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