四谷戸田校 井口講師コラム14 宿題は友達!

四谷戸田校 井口講師コラム14 宿題は友達!

井口講師のコラム

第14回 宿題は友達!

みなさんこんにちは!いよいよ季節も春になり、温かくなってきたと思ったら寒くなって、また温かくなって・・・気候に振り回されいるせいでしょうか、体調が今一つすぐれない今日この頃です。みなさまも体調だけにはご留意くださいね。

さて、四谷大塚NET戸田校では新学期が始まって早くも2か月が経ちました。学年が上がった2月から勉強を始めた人にとっては、とても変化の大きい2か月だったかもしれませんね。

何をやるにせよ、新しい年になると、また新しく行っていくことが増えます。もちろんそれをいかに早く自分のモノにするかによって、その先を大きく変えるものです。

中学受験で勉強していく事も、まさにそれに当てはまります。次から次へと新しいことばかりを学ぶことになるので、本当の意味で“理解”した上で次のステップへ行くか、が重要になります。では、その”理解”には何が必要になるのでしょうか。私の答えは『宿題』です。

第一段階として、まず授業をしっかり受けること。では、授業だけ受けてその時分かっていればOKかとなると、答えは間違いなくNOです。新しいことを習った時に、前回習った記憶は多少なりとも薄れると思います。その記憶を少しでも自分の中にとどめておくもの、それこそが『宿題』になるのです。宿題、という響きだけでイヤだーっとなる人もいるかもしれません。しかし、宿題は必ず自分の力を上げてくれるものだと思います。なんとなく分かっていたものが、分かった!に変えてくれるものです。そして、誰の為でもない、自分の為に行なうものです。

宿題をやりなさい、と言われてやっているうちは、まだ本当に宿題をやっている、とは言えないのです。先生の立場として申し上げるならば、提出に間に合わせて出されただけの宿題というものは、全くうれしくありません。ここがこう分からなかった、と言ってもらえると、授業をやった甲斐があったとうれしくなるものなのです。

宿題は、自分の為に考えてくれたり、助言したりしてくれる、言わば友達のようなものです。そう考えると、宿題って楽しく取り組めそうじゃないですか??

みなさんを苦しめるために宿題を出している先生はいるはずがありません。自分の理解を深めるためにも、ぜひ宿題と向き合っていきましょう!

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