サイエイ授業コンテスト
サイエイでは、「授業バトル」と称し、毎月、講師対抗の熱い教科研修を行っています。そして、その集大成が年1回開催される「サイエイ授業コンテスト」です。教科研修や普段の授業で培った授業の技をスタッフ全員の前で披露し競います。
- 重要なポイントは『知的で面白い』授業であるかどうか。
- ※『知的』とは、教科の広がりや深さをもつこと。
- ※『面白い』とは、生徒の興味や関心を引き出すこと。
私達は、知的で面白い授業こそ生徒の学力向上の出発点だと考えています。サイエイはこれからも授業にこだわっていきます。
今年も恒例の授業コンテストを実施いたしました。受賞したのは以下の講師です。
国語部門 最優秀賞 梅本 倫太朗 講師
今回の授業コンテストでは「生徒たちに国語のルール(読解法)をどうすれば覚えてもらえるか」を念頭に考え、「一緒に読解法を作ろう」という内容で授業を展開しました。
「ここに注目すれば問題が解ける!」と生徒自身に気づかせるポイントがうまくいったと感じています。
これからも生徒ファーストで楽しく有意義な授業をおこないます。
数学部門 最優秀賞 清水 美由紀 講師
今回は、生徒さんたちが毎年過去問で苦戦している「重心を利用した力のつり合い」の問題を扱いました。
難しく見える入試問題も、実は普段の授業で習っている解き方で簡単に解けるということを、身近な例も紹介しながらお伝えしたつもりです。
今後も生徒さんたちの疑問・質問を授業に活かし、もっと分かりやすく楽しい授業ができるように研鑽していきます。
英語部門 最優秀賞 野間 一也 講師
授業コンテストでは、日頃の授業の中での生徒さんの反応を見ながら、ブラッシュアップしたものを披露しました。そういう意味では、生徒さんたちのおかげの結果です。
優勝できたことは非常に嬉しいことですが、プロの講師にとっての本番は日々の授業です。毎日の授業がさらにより良いになるよう、これからも日々研鑽して参ります。
理科部門 最優秀賞 池田 慶 講師
皆さんは夏の必需品エアコンがなぜ「部屋の温度を下げるのか?」と疑問に思ったことはありますか?身近な生活用品にも、多くの謎が隠されています。
そして、それは中学校で学ぶ理科で解明できることがたくさんあります。
普段の教壇においても、「物事に好奇心をもって考える」を心掛けていますので、ぜひ授業を体験に来てください。
社会部門 最優秀賞 髙﨑 晃 講師
授業では講師の一方的な説明ではなく、「生徒自身が考える」ことを意識しています。
社会科は暗記科目と思われがちですが、それだけではありません。
出来事や事象の理由には、自然条件や歴史的背景など様々な因果関係があります。
そういった因果関係のつながりを理解していくことで、教科を超えて使える「本物の思考力」を持った生徒を育てていきたいと考えています。